答練の内容をテキストに書き込もう

公認会計士試験の科目は大きく分けて
計算科目と理論科目に分けることができるといわれています。
今回はその理論科目の勉強法について、です。


理論科目ってのは以下の6つのことを言います。

理論科目って言うのはテキストを読んでるだけでも
なんとなく勉強をした気持ちになってしまうので
ぼんやりと勉強してると
本試験に受かるための知識は全然身につきません。

そこで目的意識を持って日々の勉強することが大切になります。


そのための第一歩が今回の勉強法。


答練の内容をテキストに書き込もう


ここでいうテキストって言うのは講義で主に使ってる資料って意味なので
レジュメ中心の講義を受けている人はレジュメに書き込みましょう。


僕の場合、
暗記型の問題は
その解答とよく似た記述のあるテキストの箇所に
「基礎答練第1回」みたいに書き込んでいました。
思考型の問題や、横断的な問題については
テキストの余白のページに
問題と解答を要約して書き込んでいました。
面倒くさいときには縮小コピーを貼り付ける、なんてこともしてました。


問題と解答だけでなく、
その解説の中に、テキストには載っていない情報や新しい視点なんかが書かれていたら、
それもテキストに書き込みましょう。


とにかく、
「これをやっておけばカンペキ」の資料を作ることです。
量が多くなっても心配しないでください。


ちなみに僕の場合、TACで勉強していたんですが
最終的に財務諸表論については、
4冊のテキストに余白も含めてビッチリ書き込みました。


理論科目の場合、
あるときはテキストを読んで、
あるときは問題を解いて、
復習するためにテキストに戻って・・・
なんてことをやってたら効率が悪すぎます。


この全てを集約した資料を
スピードを上げて何回も読むことによって
知識の広さや深さは等比級数的に拡大していきます。


さらに、「ここにすべてがある!」と思えることで
精神的にだいぶ楽になります。


ついでに、出題済みの論点がテキストで明らかになるために
難易度が上がってくる後半の答練のヤマ当てが簡単になります。


別に答練の成績がいいからって
本試験に受かるとは限らないけど
成績がいいとモチベーションが上がるのは事実なんで、
こういうメリットも大きいと思っています。