まとめて解こう。

計算科目は毎日コツコツ継続して勉強することが大切だとよく言われます。


僕自身の実感としても、それは当たっているように思います。


けれども、
毎日テキトーに選んだ問題を散漫と解いてると
知識やノウハウを形成する効率が悪い。


「あれ?この問題、だいぶ前に解いた記憶があるんだけど
どうやって解いてたっけ??」


なんて思いをすることがよくあります。


それじゃあ、効率が悪すぎる!
そして、問題を解けないことでモチベーションも下がります。


そこで・・・、


同じ分野の問題をまとめて解こう。

特に、財務会計管理会計、租税法なんかの計算科目は
同じ分野の問題をまとめて解いたほうがお得です。


連結をひたすら解く。
標準原価計算をひたすら解く。
消費税の問題をひたすら解く。


なぜなら、同じ分野の問題をまとめて解くことによって
その分野に関する「勘」みたいなのがついてきます。

この分野で繰り返し聞かれる重要な論点が明らかになったり、
こういう問題を解くときはここに気をつけておいたほうがいいな、とか
この問題が出たら後回しにしておいたほうがいいな、とか
感覚でわかるようになります。


あと、まとめて解くためのテクニックとして、
問題をバラバラにするというのがあります。


直前期の答練だと、
一回の答練でいろんなことを聞いてくるので
答練を丸ごと解こうとすると効率が落ちてしまいます。


そこで、
問題ごとにバラバラにして、
分野ごとにファイリングしておくのも
ひとつのアイデアだと思います。


こうすることにより、
試験直前
「重要だけど苦手な分野」
なんかを集中して勉強することができます。


この試験の性質上、
そうやって苦手分野を無くすほうが
得意分野を伸ばすよりも
より小さな努力で合格に近づきます。