ペンに役割を持たせよう。

試験勉強にあたって
いろいろなボールペンや蛍光ペンを使いこなしている方は多いと思います。


でも、それらのペンは効果的に使いこなせていますか?
なんとなく、そのときの気分で手にした色を使っていませんか?


そこで今回のテーマです。


ペンに役割を持たせよう。

僕の場合、主に緑赤青黒の4色のボールペンを使っていたのですが
それぞれの色に以下のような意味を持たせて使っていました。


緑→テキストに補足的な事項を書き込む
赤→テキストの最重要事項にアンダーラインを引く
青→テキストの重要事項にアンダーラインを引く
黒→テキストの白紙のページに図表や答練の要約などを書く




■緑の使い方


授業中のメモや自習のときに気がついたことなんかは緑で書きます。
つまり、4色のなかで一番使っているペンは緑色ってことです。
結果的にテキストのほとんどは緑の文字で埋め尽くされることになります。
これは普通の人はちょっと違和感を感じるかもしれません。


でも、そういったことを黒で書き込んじゃうと
印刷の文字と色が同じであんまり目立たなくて混乱しちゃうし
ほかの色で書き込んじゃうと
もっと重要なことが霞んで目立たなくなってしまいます。
そこで、あんまり自己主張しないけど印刷の文字と差別化できる緑をメインに使うわけです。


それに、あんがい緑の文字って読みやすいんですよ。


■赤の使い方


赤は本当に重要だと思うところだけに使うようにしましょう。
・論点の結論
・ここを書き忘れると一気に減点されそうな記述
・個人的にインパクトが強いと思う事項
そういうところに絞って使いましょう。


赤色はほとんどアンダーラインを引くためだけに使います。
文字を書くためにはほとんど使いません。


なぜなら、最も重要な事項のほとんどは
テキストにすでに書かれてあることだからです。


おそらく皆さんが考えているよりも
もっともっと限定して使っていくべきだと思います。


■青の使い方


青は赤と同じように使うのですが、もっと気楽に使っていきます。


結論に至る理由や理解を促進する記述なんかに引いていきましょう。


結果的に青のアンダーラインをずーっと引いていった箇所に重ねて
赤のアンダーラインを少し引く。
なんてところも結構出てくると思います。


アンダーラインだけでなく
文字として、
思ったことや大切なことを書き込むのもアリだと思います。
ただし、その際は緑との重要性の区分をはっきりつけましょう。

本当に大切だと思う記述だけ青で書いて、
それ以外は緑で書くようにしていました。



■黒の使い方


黒は白紙のページに答練の内容を書き込むときや
余白に図表を書き込むときなんかに使います。


上で書いたように、
僕の場合、緑をメインに使っていたので黒はあんまり活躍どころがありません。


白紙のページにゼロから書き込んでいくときに使っていました。
こういう場合は、
重要度が低い順に、黒→緑→青→赤、というふうに4色を使い分けていました。


★ちなみに画像では黄色の蛍光ペンも使っていますが
黄色の蛍光ペンは、
専門用語とその定義が書かれてあるところの
専門用語の部分だけに使うようにしています。



こうやって、ペンの役割をはっきりと分けることによって
復習の効率が上がります。


時間が無いときは
とりあえず最初から最後までさらっと読んで
赤のラインを確認すればいいわけです。


計画性の無い人にありがちな、
最初のほうは細かいトコまで理解してるけど中盤以降はザル、
なんてことを防ぐことができます。


一定の分野だけ異常に詳しい人と
全体的に要点だけ理解している人だったら
後者のほうが絶対に合格に近いです。


だって、この試験は全科目で平均を少しだけ上回れば、
余裕で合格水準にたどり着く試験なんだから。


授業中や自習中のほとんどの時間は
こうやってアンダーラインや書き込みをしていく作業と
次回に紹介するリファーを飛ばす作業に費やしていきます。

そうすることによって効率よく
普通の講義じゃ身につけることができないような
横断的な知識に気がつくようになります。

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